本日、住学の発起人であるサトウ工務店の佐藤さんからお誘い頂き、県外のビルダーさんとの情報交換の場に同席してきました。
サトウ工務店さんのHP↓
何と遠路はるばる宮崎県より㈱タナカホームの田中社長が新潟に視察にいらしたので、住学の事務局メンバーが集まり半日弱の短い時間でしたがかな~り内容の濃い時間を過ごさせて頂きました。
㈱タナカホームさんのHP↓
私はランチ会は参加できずサトウ工務店さんの現場視察から途中参加したのですが、田中さんと同じ車で移動されていたメンバーは車を降りる度に
「いやぁ…田中さん凄すぎ…」
と皆溜息交じりに(笑)
タナカホームさんが手掛けられるパッシブハウスの家づくりのアレコレから、最先端のエコ建材の話、また経営目線での職人とスタッフの話と、勉強になる事ばかりでした。
新潟の誇るパッシブハウスの申し子、我らがエスネルデザインの村松さんに至っては、見るからにヘロヘロになって打ちのめされていました。あの村松さんが…
エスネルデザインさんのHP↓
個人的にとても気になったのが、タナカホームさんが採用している「comfohome」という換気・暖房・冷房・除湿・空気清浄が一台で完結するという換気空調システム。
もちろん気密断熱は大前提として必須なのですが、話を聞けば聞くほど素晴らしい設備だと思います。
私としてはもっと気密断熱リフォームも手掛けて行きたいと思う一方で、なかなか新築のようにはいかないなぁと考えている部分がありました。
それは、どうしても既存の間取りが決まっている為、折角多額の工事費を掛けて気密断熱工事を施しても、部屋が細切れで全館暖房や全館空調の設計がイマイチ上手くいかないんです。(私の設計力不足もありますが…
できなくはないのですが、そこまでの大規模改修だと工事費が掛かりすぎてしまうので、正直立て替えてしまった方がいいのではないかとも思います。
その部分を払拭できるのがこのcomfohomeかもしれないと、お話を聞いていてぼんやりと考えていました。
気になる方は是非HPを↓
そして何よりもわざわざ新潟に勉強に来るという田中さんの熱心な姿勢が、タナカホームさんの家づくりの根幹になっていると感じました。
更に普通なら秘密にしておきたいような事も、惜しみなく情報共有する所は我々住学と通ずる所があり、またそれだけ自信を持って事業に取り組まれているんだなと感じました。
やっぱり時間とお金を投資して勉強している方は違いますね。
私を含め参加した住学メンバー一同、各々何かしら刺激を受けていたと思います。
6月に古民家再生協会で宮崎に行く機会があるので、時間を作って是非タナカホームさんにお邪魔して改めて勉強させて頂きたいと計画しています。
まだまだ知らない事ばっかりですね。精進せねばです。
田中社長、本当にありがとうございました!
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